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zoom RSS 関節炎と感染症@若手医師セミナー

<<   作成日時 : 2008/01/23 15:32   >>

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昨夜の若手医師セミナーで、岸本 暢将先生と青木 眞先生のlectureを受けました。

リウマチ医を目指すものとして、感染性関節炎にもっと注意を払うべきだと感じました。

私なりにポイントをまとめると、

・RAの初発関節の90%はPIP、MCP関節。

・下肢優位、entesopathy→血清反応陰性脊椎関節症

・偽痛風のスクリーニング:5枚の単純XPで軟骨石灰化を確認
 両手の三角靭帯
 骨盤正面:恥骨結合、寛骨臼
 両側膝

・偽痛風・痛風の確定診断:偏光顕微鏡、関節液一滴をたらしてカバーガラスをかけて400倍

・痛風と偽痛風の発作時の治療は同じ

・NSAIDsは心血管系リスクを上昇させるのであめ玉のように処方しない。

・コルヒチン内服量は、腎障害患者や高齢者では減量する。

・RAと痛風は同時に起こらない。RAと偽痛風は同時に起こる。

・急性単関節炎の鑑別:感染性VS結晶性(この2つで全体の90%)

・感染性関節炎JAMA2007:1477〜88
 50%は膝関節、次いで股、足、肘、手、肩の順。
 70%は血行性に感染(滑膜には血管が豊富)
 発熱の感度は57%   
 関節液中の白血球が正常でも否定できない(定義:白血球>2000は炎症性)
 致死率は約10%

・淋菌性関節炎:The most common acute septic arthritis in young adults.
 女性に多い。男性ではMSMに多い。
 直腸・子宮頚部・尿道・咽頭培養考慮


・U、V指MCP関節中手骨のHook様の骨棘→ヘモクロマトーシスを疑う。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
連続投稿すいません このレクチャー私もテレビ電話回線?でウケることができました 便利な世の中です しかし途中電話回線が切れて聞き取れなかった箇所があったのですが先生のまとめで何箇所か判明しました ありがとうございました(ただ自分がぼーっとしてて聞き逃しただけかもしれません)
gimjim
2008/01/23 20:32
gimjim様、コメントありがとうございました。
岸本先生の今回のレクチャーはサイコーでした。
私は岸本先生の真正面で受講していました。
ゆ吉
2008/01/24 12:50
ゆ吉先生まさかあの一発で偽痛風とお答えになった先生でしょうか?
しかし岸本先生が最後に提示された文献が最近読んだCDSの文献でびっくりしました
gimjim
2008/01/24 14:59
gimjim先生、偽痛風を一発で答えたのは私の友人です。私はその隣に座っていました。
ゆ吉
2008/01/24 15:44
おしてください。なぜ、RAと痛風は同時におこらないのですか?
同時とはどういう意味ですか? リウマチの患者は痛風にはならないわけではないですよね。
taka
2008/02/05 16:08
taka様、ご質問ありがとうございます。レクチャーの中で岸本先生が、「RA患者に痛風発作が起きたらcase repotものだ」、とおっしゃっていました。PubMedで文献検索してもそのような感じです。合併しにくい理由はわかりません。次回、岸本先生に質問してみます。
ゆ吉
2008/02/05 22:56

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